2017年10月13日 更新

秋のプチ不調「秋バテ」解消法

食欲の秋・スポーツの秋・行楽の秋・芸術の秋と、秋は楽しみがいっぱい!でも、そんな気持ちとは逆に、何となく体調がすぐれないプチ不調が現れることも。そんな「秋バテ」の原因と解消法をお伝えします。

秋のプチ不調「秋バテ」とは

「秋バテ」とは、秋にかけての気温の変化や1日の中での寒暖の差の繰り返しで自律神経が乱れることによって現れる様々な症状のこと。
気温の変化に身体が対応できず、自律神経が乱れ、さまざまなプチ不調が現れます。
また、夏にバランスを崩した夏バテ状態が回復しないまま継続していることもあります。
例えば、夏に冷たい食べ物や飲み物を多く摂り過ぎてしまうと、胃腸に負担がかかり、余分な水分が溜まった状態になり、身体が重く感じたり、むくみや食欲不振などの症状が出ます。

この「秋バテ」の具体的な症状としては、以下のようなものがあります。

・疲れやだるさが取れない
・身体や頭が重い
・身体が浮腫む
・ストレスを強く感じやすい
・いつもより胃がもたれる
・目の疲れや肩こりがひどい
・朝スッキリと起きることができない
・風邪をひきやすい

秋バテ対策、まずは「温める」を意識する

気温の変化にうまく対応する。
このことが、秋バテ対策では、とても大切です。
そのためには、日頃から「温める」ことを意識してみましょう。

まずは中から温める方法です。
最も手軽なのは食事を見直すことです。
冷たい飲み物ではなく、温かいものを飲むようにしましょう。
温かいスープもオススメです。
また料理には、アクセントとしてスパイスをとり入れてみましょう。

外から温めるには、服装に気を配ります。
1日の寒暖差が大きい日があったり、場所によってはまだ冷房が入っているところもあります。
すぐに調整できるよう、カーディガンなど羽織るものがあると便利です。
また夏の洋服は首元が開いているものが多いですが、首元は温かさを感じるポイントが集まっている部位。
首元を温めることで全身の血めぐりがよくなり、手足の血行がよくなります。
ハイネックを着たり、ストールを巻くなどして、首元を冷やさないようにしましょう。

そして1日の終わりのバスタイム。
夏はシャワーだけで済ませていた人も、ゆっくりと浴槽に浸かって身体を温めるようにしましょう。
好きな香りに包まれると、心も温まり、心底リラックスできます。
天然塩に好きな香り(精油)を入れてよく混ぜ、浴槽に入れると、湯気とともに香りを楽しめるだけでなく、温めや発汗作用も期待できます。

しっかりと食べて、よく動いて、ぐっすりと眠る!

食事は、胃腸にやさしいものを摂るようにしましょう。
また、生命力が強く栄養価の高い旬のものを美味しくいただきましょう。
今の季節なら、秋刀魚、鮭、栗、かぼちゃ、きのこ類、ぶどうなどもよいですね。
旬のものは免疫力を高めたり抵抗力をつけたりと、秋バテにぴったりです。
食欲がないときや、消化不良を手助けしたいときには、アロマテラピーがオススメです。
レモンやオレンジ、グレープフルーツといった柑橘系の香りや、ペパーミントの香りを嗅ぐことで、食欲増進や胃腸系の不調にも効果が期待できます。

しっかりと食べたら、気持ちよく身体を動かしましょう。
「秋」は、運動によって代謝を高めるのに適している季節。
基礎代謝が高まってくる秋は、運動することによってダイエット効果が出やすくなるという嬉しいメリットもあります。
オススメの運動は、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動です。
1駅分歩いてみるなど、無理をしない範囲で、コツコツと続けることが大切です。
ウォーミングアップと筋肉痛予防のどちらにも使える精油が、レモングラスです。
マッサージオイルを作って、やさしく撫でさすってみましょう。

しっかりと食べて、身体を動かすことで、程よい疲れが生まれ、良質な睡眠へと導くことができます。
パジャマや寝具を秋仕様へとチェンジしたり、掛布団を1枚多めに用意しておき、急な寒さにもすぐに対応できるようにしましょう。
睡眠中には、身体を修復してくれるホルモンが分泌されています。
普段より少し早めに寝ることを心掛けて、秋バテをリセットしましょう。
アロマポットで、ラベンダーやマジョラムスイートの香りを焚くと、血圧が下がり眠りにつきやすくなります。

秋のプチ不調には、アロマテラピーがオススメ!

秋のプチ不調は、自律神経の乱れからくるものがほとんどです。
自律神経は、自分の意志でコントロールすることができません。
そんな自律神経のバランスをとるのに有用なのが、アロマテラピーです。
香りは、脳の中の脳といわれる視床下部に直接働きかけて、自律神経のバランスをとってくれます。

秋のプチ不調別にオススメのアロマテラピーをご紹介します。

●疲れやだるさが取れない 
●身体や頭が重い
→朝起きたら、ローズマリーやサイプレスなど、スッキリとした香りを嗅いでみましょう。
またペパーミントを植物油で希釈してこめかみにつけると、頭がすっきりとします。

●身体が浮腫む
→デトックス効果の期待できるジュニパーベリーやサイプレスを植物油で希釈してマッサージしてみましょう。

●ストレスを強く感じやすい
→抗ストレス作用の期待できるフランキンセンスやイランイランをお部屋に焚いてみましょう。
イライラがおさえられ、気持ちが安定します。

●いつもより胃がもたれる
→ペパーミントを植物油で希釈して、みぞおちあたりをマッサージします。
ハーブティーもオススメです。ペパーミントのほか、カモミールをブレンドしてもよいでしょう。

●目の疲れや肩こりがひどい
→洗面器に熱めのお湯をはり、ラベンダーやカモミールローマンを合計で1~3滴入れます。
タオルを浸してよく絞ったら、目の上や肩にタオルをあてます。
精油の鎮痛・鎮静作用とタオルのじんわりとした温かさで疲れが軽減します。

●朝スッキリと起きることができない
→朝起きてから日中の活動が盛んな時間帯にはレモンとローズマリーを、夕方以降は副交感神経を優位にしてくれるオレンジとラベンダーをアロマペンダントなどで携帯し、適宜嗅ぐようにしましょう。

●風邪をひきやすい
→免疫力アップにオススメのティートリーをお部屋に焚きましょう。
感染症の予防にも効果的です。

秋は楽しみがいっぱいの季節。
秋バテを気持ちよく解消して、充実した秋を過ごしましょう。
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この記事のライター

アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子 アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子