2017年10月25日 更新

子育てコーチが「子ども自身の決断」の先にみたもの

「子どもの決断を見守る」ことは、親にとってはとても勇気のいることですね。いつまでも行く道を耕し、手を引いてあげたい。だけどいつかは、その手を離さなくてはならない時がくる…。今回は子育コーチング講師であるライター自身の、子どもとのコミュニケーションを通じた体験談をご紹介。なお、本記事は対「大人」にも応用することができますので、お子さんだけでなくご家族・職場の後輩など、身近なかたを思い浮かべてお読みいただければ幸いです。

発表会前日、突然のセリフ変更を告げられたわが子。親はどう接する?

先日、長女の小学校で発表会がありました。
その舞台上で短いセリフを言う場面があるのですが、長女は自分以外全員のセリフを覚えるほど大張り切り。

ところが、本番前日、長女だけが担任の先生からセリフの変更を伝えられて帰ってきました。
それはもう大慌てで、私も一緒に練習をしたのですが、緊張や焦りもあったのでしょう。
決して長いセリフではないのに全く覚えることができません。
不安そうな顔をする長女に、

「まだ大丈夫。明日の朝、学校に行く前にまた練習しよう」

と伝えてやっと寝かしつけました。

そして迎えた本番の朝。
起きてきた長女が、
「おなかいたいから学校休みたい」
と言い出しました。
本当に体調がすぐれないのであれば無理をさせるつもりはないけれど、前日のこともある…
そう思った私は、登校前の時間でしたがゆっくり長女と話すことに。
すると

「本当は新しいせりふを覚えられないから学校行きたくないの」

と打ち明けてくれました。
この時点で、家を出るまであと10分。
ギリギリまで諦めないでやろうと一緒に練習したのですが、やはりセリフを暗唱することができず長女はとうとう大泣きしてしまいました…。

「決断の先に待っているもの」が何かを伝える

「これはもう、新しいセリフを覚えるのは物理的に無理だな」
と判断した私は、長女に2つの選択肢を提示することにしました。
ここで気をつけたのは、1つだけ。
「感情」ではなく「情報」を伝える、ということです。

・学校に行かない

→ほかの子があなたのせりふを言うことになり、その子は本番直前に覚えることになるね。でもおなかが痛いなら無理せず病院に行くべきだから、お休みの連絡するよ。

・学校に行く

→頑張ったけど覚えられないならしょうがないと思う。たとえば…カンペ持ってステージに上がっていいか、ママから先生に相談してみようか。
そしてしばし悩んだ長女は、
「学校行く!」
やや不安げな表情ではありましたが、自分で後者を選びました。
私は連絡ノートに事の顛末と、「可能ならカンペを持たせてやってくれませんか」という相談をしたためて、(内心ハラハラしながら)長女を送り出しました。

長女が「自分の決断」から得た体験

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時短美容家・マザーズティーチャー大倉純子 時短美容家・マザーズティーチャー大倉純子