2018年1月6日 更新

家族に「片付けさせる」には?

自分は片付けができている、だけど家族が「出しっ放し」「散らかしっぱなし」。そんな家族に片付けさせる方法はあるのでしょうか?

結論から言うと「ありません」

ばっさり結論を言うと家族に片付けさせる方法はありません。

家族が片付けない理由は「片付けたいと思ってないから」です。
つまり現状で困ってないし、片付けたいと思わない。
むしろ出しっ放しの方が快適だったりする。

そこを「片付けなさい!!」「片付けてよ!!」とあなたが怒り片付けてくれたとしてもそれは単に

「怒られたくないから」であり片付けたいからではないのです。

これではそのときは片付けてくれたとしても、次からもあなたの機嫌が悪くならないと片付けてくれません。

「片付けてよ!!」「片付けなさい!!」は自分も家族も不機嫌になるだけなのです。

「片付けたくなる」方法はあります。

1. 戻しやすい場所ですか?

片付けさせる方法はありませんが、片付けたくなる方法はあります。

チェックポイントは3つ。
家族に片付けてほしいもの、それはその家族にとって「戻しやすい」「置きやすい」場所ですか?

よくある悩みに

「夫が帰宅したらカウンターの上にポケットのものを置くのがいや。ちゃんと寝室に置き場所を作っているのに戻してくれないんです。」


と言うものがあります。

夫がそこにそれらを置くのはそこが「置きやすい」場所だからです。
玄関から帰宅したら、とりあえずリビングでホッと一息つきたい、だから寝室には寄らずリビングに直行。
そしてちょうど良い高さのカウンターに置くのです。

インテリアなどの都合で「置いてほしい場所」と家族にとっての「置きやすい、戻しやすい場所」は違うことが多々あります。

2. わかりやすい収納ですか?

家族共用の文具だったり、キッチン用品だったり、「収納場所をきちんと決めているのに適当な場所に家族が戻すからストレス!」ということはありませんか?

実はこれは私の実体験です。
「私はちゃんと整理して収納場所もきちんとしているのに、家族が戻してくれない!!」とイライラしていました。

でもね、これは私にとってはわかりやすい場所だったけど家族にとってはわかりにくい場所だったのです。
私は自分のルールが自分でわかっているけど、家族には伝わってなかったし実際に伝えきるのは無理です。

そんなときはラベリングが有効です。

家に表札をつけるようにわかりやすくラベリングする。
公共の場所ではよくありますよね。

ラベリングはものを探したり取り出したりするためよりも元の場所に戻しやすくするためにするものです。

だから「わかりやすい」が一番。自分が郵便配達員の立場になるとおしゃれでかっこいい表札よりもダサいけどわかりやすい表札の方が正確に簡単に配達できますよね。

そんなイメージでラベリングをします。

3. 効果的な声かけしてますか?

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人は指示されたり命令されたりすると反発したくなる生き物です。
コントロールされることを嫌います。

子どもの頃「勉強しなさい!!」って言われると途端にやる気がなくなるとか、
自分のための勉強なのに親のために勉強してやってるって気持ちになったりとか、
そんな経験はありませんか?
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片付けも同じこと。

「片付けなさい!」「片付けてよ!」では反発をされるだけ。
それよりは相手が片付けたくなるような声かけが効果的です。

それは「ありがとう」です。
片付けだけでなく、相手がやってくれたことに対して日頃から「ありがとう」を惜しみなく伝えます。

・洗濯ものを入れてくれてありがとう
・ゴミ出しありがとう
・お土産買ってきてくれてありがとう
・子どもの面倒を見てくれてありがとう
・ゆっくりお風呂に入らせてくれてありがとう

もう、無理矢理にでも「ありがとう」を見つけます(笑)
そんなのやって当然、って気持ちは一旦おいておく。

「ありがとう」は言われた方も嬉しくなる言葉です。
もっと言って欲しくなってあなたがのぞむ「使ったら戻す」「出したらしまう」に繋がります。

即効性はないかもしれません。
しかし「片付けなさい!!」よりは確実に効果があります。
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この記事のライター

ライフオーガナイザー 下村志保美 ライフオーガナイザー 下村志保美