2016年6月28日 更新

友達を応援することができる。それが大人の友情に1番大切なこと。

口に出して文字にしてでも伝えないと、相手には伝わらないこともある。思っているだけで伝わっていると考えるのは、実はただの自分勝手なこと。

Vol.11 『大人の友情って』

20代の頃までは友情に対してイコールを求めていた気がします。

友情は恋愛のように理性と本能が混ざり合ったような、様々な感情に振り回されたりしないぶん、友達だからこそ50:50な関係でありたかったから。

でも、30代になってみて女性なら結婚、出産、そしてそこから続く子育て、男性なら仕事のステップアップがあったりと、それぞれの環境が一気に大きく変わることが多く、友達との関係性も変化していくのだと実感しました。
初めは、それがなんだか寂しく、とまどいを感じることもあったけれど、生きていればいろいろな変化があって当たり前。

アラフォーになってみて、今思うことは、一生の友情を続けたいのなら、イコールを求めるのではなく、それぞれの変化を受け入れ、そして相手を想い素直な気持ちで常にいることが大切なのだということです。

友達との出会いは大事なご縁とタイミング

恋人とは結婚をしない限り、いつかお別れが来てしまうかもしれないけれど、友達とは一生続いていく関係です。

自分の恋愛を振り返ってみるとなんだか特殊な恋愛が多く(いつか機会があればコラムに書きますね、笑)、恋愛で凄く幸せな時間が長く続いたことはあまりなかったけれど、その分友達には恵まれてきたなと思います。
楽しい時も、辛い時も、多くの時間を共有してきました。
心を許した、一生の友達だと思う友達には、基本的になんでも包み隠さず話します。
仕事の事も恋の事も、たまにゴシップも(笑)。そう、常に素の自分で。

いつのまにか大切な友達が増えていき(ほとんどの出会いは20代)、それぞれの友達といろいろな歴史を育んできたなって。
ともに同じ時間を駆け抜けて頑張ってきた戦友のような感じかな。
彼らに何か困ったことがあれば、いつだってどこだって駆けつけるし、悩みがあるならば、夜通しでも励ましたいし、そっと手をさし伸べたい。

そんな風に思える友達と出会えたことは、自分の人生の中で大事な財産です。

それでも。
時には喧嘩をしたり、些細なことで気まずくなってしまい、疎遠になった友達も何人かいました。

それが、ここ1年ほどでその友達ひとりひとりとの友達関係が復活!
きっかけは、年齢を重ねたおかげか、まずは自分自身の甘さや未熟さを知ることが出来たのと、それぞれの変化を受け入れられて、またニュートラルな気持ちになれたこと。
そして疎遠になった理由よりも、その友達を想う気持ちの方がずっと大きいと気が付けたことです。

20代まではなんでも一緒、、、みたな感じが強かったけれど、30代を過ぎれば、それぞれの生活スタイルが確立されていくし、違う方向を向いている時もあるわけで。

お互いを尊重すること・・・大事ですね。

思っているだけで伝わっていると考えるのは、実はただの自分勝手なこと。

友達とは、会う頻度ではなく、気持ちが繋がっていることが一番大切だって、ずっと信じてきたのですが、それはちょっと違うのかもしれない、、、、と最近ある事がきっかけで考え方が変わってきました。

海外に住む友達もたくさんいるけれど、海を越えて違う国に住んでいるから物理的に頻繁には会えない。
ついつい彼らとのコミュニケーションを取るのを忘れがちになっていました。
それが原因で気づかぬうちに一人の友達と気まずくなってしまったことが。

20代前半にオーストラリア・シドニーで出会ったその友達。
もう出会って20年近くです。
シドニーで暮らしていた時は、毎日のように会って、かけがえのない濃い時間を共に過ごしてきた大事な友達。頻繁には連絡をしていなかったけれど大好きな気持ちは今もずっと変わりません。
それは彼にも伝っているとずっと思っていました。

でもね、口に出して、文字にしてでも伝えないと、相手には伝わらないこともある。
思っているだけで、伝わっていると考えるのは、実はただの自分勝手なことなのだって。

友情も生きている。だからこそ常にアップデートが必要!

数年に一度彼が来日する時は必ず連絡をくれて、一緒にゴハンに行ったり、お酒を飲みに行ったり。
会えば、その瞬間に今まで会っていなかった数年がなかったかのように、すぐにあの頃の自分達に戻れるし、楽しい時間を過ごすことが出来ていました。

それが、つい先日。

その友達が来日していて、そのことを知ったのはfacebook。
連絡が直接来たわけではなく、彼のポストで日本に居ることを知ったのです。

「えっ??????」って。なんで連絡をくれなかったの???って。

こんなことは今までで初めてで、それでやっと事態の大きさに気付いたのです。
すべての原因は今まで連絡をすることを怠っていた自分でした。

「会いたい」ってすぐにメールをしたけれど、「忙しい。。。。実家にも帰るし、会える時間はないかも」というつれない返事。
それでも絶対に会いたい思いと、会わなくちゃという気持ちで、彼がオーストラリアに帰国する日に、空港でなんとか会えることになりました。
半ばこちらからの強行突破的な感じで。

会う前はね、怒っているのかな、、、、、と少し緊張もしたけれど、会った瞬間、話した瞬間、やっぱりいつもの自分達でした。
でも、彼の今回の行動が、大切なことを気づかせてくれた。
連絡をしていなくても、心は繋がっていると過信していたこと。

たまにでもいいからメールをしたり、電話をしたり、もちろん会えるなら直接会って、出来るだけコミュニケーションを取らなくちゃいけなかったのだってこと。

友情も生きている。だからこそ常にアップデートが必要だったのだってことを。

フライトまでの2時間。
弾丸で話をして、お酒を飲んで。リクエストだった焼肉をたらふく食べて。

最後お別れの時に「頑張って。」と言ってくれたその友達。
いつ会っても、「頑張れ。」って言ってくれる。いつも友達を応援してくれる。
あぁ、やっぱりこの人が大好きだって、あらためて思えたし、そんな風に友達を応援できる彼には尊敬の気持ちでいっぱいです。
お互いに刺激を与え合うのも大切だけど、友達を応援することが出来る、、、、、それが大人の友情に一番大切なんじゃないかなって。

また彼に教えてもらった気がします。

ありがとね、ひこちゃん。
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この記事のライター

Atsushi Atsushi