2017年4月5日 更新

心にゆとりを 春を楽しむ八重桜の塩漬け

毎年春になると、庭にある八重桜が満開になります。 直前の冬が寒ければ寒いほど、桜は美しく咲くんだそう。 短い旬を楽しむために、桜の塩漬けを作ります。

毎年春になると、うちの庭にある八重桜が満開になります。
幼いころからずっとあった木なのですが、ここ最近は満開になるとなぜかとっても嬉しくて。
カメラを持ち出しては、同じような写真ばかり、パシャパシャ撮ったりしています。

直前の冬が寒ければ寒いほど、桜は美しく咲くんだそう。
この美しい瞬間がずっと続けばいいのに、と思う一方、散ることを知っているからこそこの瞬間が尊いのかしら、と思ったり。
でもやっぱり、少しでも長く楽しみたい。
そんな思いから、私はこの短い旬を楽しむために、時々桜の塩漬けを作ります。

まず、桜を摘みます。
木や枝を傷つけないよう、ひと花ずつ丁寧に。
本当は8分咲きくらいの方がいいのですが、私はつい満開の美しさを楽しみたくて待ちすぎてしまいます。

ところで桜を摘む作業って、本当に楽しい!
ピンクのカーテンに包まれているような気分で、ひと花ずつ手にしていく喜び。
ほんのり甘い桜の香りも手伝って、すっかり乙女になったよう気になるのです。
時々毛虫と遭遇したりして、ギョッとしたりもしますが。
そんなサプライズも含めて、私はこの桜摘みの瞬間が大好きです。

摘んだ桜を水洗い。
満開近くまで咲いた桜は、流水でゴシゴシと洗うと花びらが散ってしまうため、ため水で丁寧に洗います。

この作業も、とっても楽しく美しいもの。
水面に浮かぶ花びらがゆらりと揺れて、そのたおやかさについうっとりしてしまう程。

美しいものを見て、美しいと感じている時。
特に女性は、ハートが開いています。
きっとその瞬間、とても良い表情をしていると思うのです。
そんなことを無意識に感じ取っているから、お花が好きな女性が多いのかもしれませんね。

丁寧に水洗いができたら、しっかり水を切っておきます。
そして、レモン汁と塩に浸し、重りをのせたらしっかり水分がでるまで一週間程漬けます。
花びらの向きは一方に揃え、閉じた状態にするほうがキレイに仕上がりますよ。
ここで赤酢を入れて色を濃く出す方法もあるようですが、私はこのほんのりとしたピンクが好きなのでこのままで。

しっかりと水分が出きったら、キッチンペーパーに並べて陰干しすれば完成。
春先の天気の良い日なら、2,3日もすれば水分は抜けます。
保存瓶に、この桜と多めの塩を入れて完成。

この塩漬けは1年程保存がききます。
しばらくすると、一緒に保存している塩にもほんのりピンク色が移っていくのです。
その色の変化もまた、楽しみのひとつですね。

桜の塩漬けは、桜餅や桜パンなどに。
手鞠寿司やお弁当の飾りに使ってもかわいいですね。
そのままお湯を注ぐと、花びらがふわっと広がって綺麗。
こうして一年中春の香りが楽しめるんです、素敵でしょう?

春は節目の季節。
人が動き、そして心も、動きます。

しかし、私たちの心は変化することに恐れや抵抗を感じることがあるものです。
例えそれが、自分にとっては嬉しい変化であったとしても。
ですから春は、気分にムラがあったり浮き沈みしやすいのかもしれません。

「外はこんなに穏やかで桜が美しいのに、どうして私は元気になれないのだろう」
などと思う必要はありません。
しっかりしなきゃ、と思う度合いだけ、不安や怖れは強化されてしまいますからね。

変化にとまどっている自分に気づいたら、
「私、不安なんだな...」
と、ありのままの感情を認めてあげてくださいね。

「そうだよね、不安だよね。」
口に出してつぶやくだけでも、不思議と心が穏やかになったりするものです。

変化の最中にいる時は、自分でも気づかないうちに緊張状態になっているのかも。
だからこそ、心をゆるめる感覚を大切にしていきましょう。
心をゆるめると、体も自然にゆるみますよ。

ホッとできる場所、信頼できる友人や家族、大好きな物や事。
お気に入りの音楽や映画で、心地よさを感じるのもお勧めです。
春の暖かな光を感じながら自分らしさを解放し、心のゆとりを手に入れてくださいね。
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この記事のライター

心理カウンセラー 緒川久美 心理カウンセラー 緒川久美