2017年11月1日 更新

子供にすぐに「ダメ」と言ってしまうママへ

子育てしていると、言いたくなくてもどうしても「ダメ!」と言ってしまうこと、ありますよね。 私も息子に事あるごとに「ダメ」と言ってしまっている母親でした。 でもある方の言動を見ていて、自分が発している「ダメ」は本当にダメって言うべきことだったのかな?と考えるようになりました。

プレーリーダーは「ダメ」と言わない

私の息子はプレーパークが大好きで、毎月プレーパークが開催されている時に遊びに行っているのですが、プレーリーダーの方を見ているとびっくりするぐらい「ダメ」を言わないことに気がつきました。
子供たちが「○○やりたい!」と言うと必ず「いいよ!」と言ってくれるのです。

例えば、

いつも設置してくれているタイヤのブランコが設置されていなかった時。
「タイヤブランコやりたい!」と言うと、「じゃあ作ろうか!ちょっと待っててね。」と設置してくれる。

今日のお昼はそうめん茹でて食べるよ!となって皆で茹でたそうめんを普通に食べている時に、
「僕流しそうめんやりたい!」と言えば、「いいよ!」とわざわざ流しそうめんの準備をしてくれる。

「一緒に虫取りしようよ!」と言えば、一緒に虫探しに行ってくれる。

プレーリーダーの方もやる仕事が色々あるのですぐに出来ない時は、「これが終わったらできるから終わるまでちょっと待っててね。」
と言うことはあっても、基本的に「ダメ!」「できない」とは言わないんです。

正直親の私からしたら、今日は流しそうめんをやる日じゃないんだから、普通にそうめん食べようよ、流しそうめんの準備するの面倒なんだから、と思ってしまうのですが、子供のやりたい!という気持ちをプレーリーダーの方はとても大切にしてくれます。

親都合のダメはダメ

彼らを見ていて私が考えたのは、私たちがよく言う「ダメ」は本当に子どものことを思っての「ダメ」なのか、それとも親がやってほしくないからという親都合の「ダメ」なのかということ。

例えば子供が赤信号で渡ろうとした時、赤信号で渡ってはいけないというルールを守らないとダメ、車に轢かれてしまうかもしれなく危ないからダメ、というその「ダメ」は言うべきだと思います。

でも子供が泥遊びをしようとした時に、洋服が汚れるのが嫌だからという理由で「ダメ」と言うのは、完全に洋服を汚されたくないという親都合ですよね。
子供にとっては、「どうして洋服が汚れちゃったらダメなの?洗えばいいじゃん。」となるわけです。
そこで「洗うのが大変だから」という親都合の理由では子供は納得できませんよね。

もし着替えがなくて帰る時に困る、というのであれば、「今日は着替えがないから、汚れちゃってもそのまま帰らないといけないんだよ」と言うことを伝えた上で、子供がそれでも遊びたい、というのであれば「ダメ」とは言わずに遊ばせてあげるべきなのだと思うんです。

そのことをしたことで困るのは誰か?

プレーリーダーの方の言動を見ていて、ダメな理由を子供が納得できない、ただ親が困るからという親都合の「ダメ」は子育てでは使うべきではないのかもしれないな、と考えるようになりました。

子供のための「ダメ」なことはしっかり叱る

私は「ダメ」と言わない育児の推奨派ではありませんが、息子がうまれたばかりの頃はできるだけ「ダメ」は言いたくないな、子供の気持ちを大切にしてあげたいな、と思っていました。
そして「ダメ」と言うのではなく、「○○だからやめようね」という言い方をした方がいいことも十分頭では理解しています。

それでも子育てをしているとどうしても「ダメ」と言ってしまう人の方が多いのではないかな、と思います。

なんでも「いいよ、いいよ」では子育てはできません。
ダメなものはダメ、と言わないといけない場面は必ずあります。
ですから子供が納得できるダメな理由があるのならば、しっかり叱るべきだと思います。

人に迷惑をかけるような行為をしてしまった時や、命の危険に直面するような時は、しっかり叱っていい。
ちゃんと子供にダメな理由を説明できるのであればダメと言っていい。

でも子供が納得できない理由の、ただの親都合の「ダメ」は言わないように気を付ける。
それだけで「ダメ」の価値がずいぶん変わってくるのではないかと思います。

まとめ

言おうとしている「ダメ」が、本当に子どものことを思っての「ダメ」なのか、それともただの親都合の「ダメ」なのか。
最近はダメと言う前に本当にダメなのかどうか、自分都合のダメじゃないのかを考えるようになりました。

結果、ちゃんと子供のためを思った「ダメ」であれば自信を持って言えるようになり、すぐダメって言っちゃうママだな、とは思わなくなり、「ダメ」が「いいよ」になることも増えました。

いつもついつい言ってしまいがちな「ダメ」。
その「ダメ」な理由を考えてみると良いかもしれません。
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この記事のライター

子育てライター 小林 雅子 子育てライター 小林 雅子