2017年3月21日 更新

緊張するとすぐにお腹を下す・・それって○○かも!?

大事な会議や試験前など、緊張するとすぐにお腹を下したり便秘になったりしていませんか?十人に一人はかかっているという現代病。気をつけたい症状や対処法をお伝えします。

ストレスが原因で起こる「過敏性腸症候群」に悩む人が増えています。
大事な会議や試験前など、緊張すると下痢や便秘になりやすい人は、もしかしたら「過敏性腸症候群」かも知れません。
気をつけたい症状や対処法を知り、大腸のセルフケアに役立てましょう。

過敏性腸症候群とは

腸の検査や血液検査で明らかな異常が認められないにもかかわらず、腹痛を伴う下痢や便秘をくり返すのが特徴で、ストレス性の腸の病気の典型的なものです。
以前は「過敏性大腸」と呼ばれていましたが、小腸を含めた腸全体に機能異常があることが分かってきたため、「過敏性腸症候群」と呼ばれるようになりました。

なぜ、下痢や便秘の症状が出るのか

大腸のぜん動運動は、自律神経によってコントロールされています。
何らかの強いストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れ、腸の動きが盛んになり過ぎたり、痙攣のような強い動きが起きます。
その結果起こるのが、下痢や便秘の症状です。

どんな人がなりやすい?

日本を含む先進国に多い病気です。
日本人では10~15%に認められ、消化器科を受診する人の3分の1を占めます。
発症年齢は20~40代に多く、女性にやや多くみられます。
一般的に、繊細で几帳面な人に多いと言われています。

具体的な症状

腹痛をともなう下痢や便秘が主な症状です。
過敏性腸症候群には、[下痢型]と[便秘型]、下痢と便秘が数日ごとに交互にあらわれる[交替型]があります。
下痢型では、急激な腹痛と便意を伴い、1日3回以上、水のような便が排泄されます。
便秘型では、排便回数が週に3回以下となります。
排便時には腹痛を伴い、強くいきまないと便が出ない場合が多いです。
また便が出ても、ウサギの糞状の硬いコロコロとした便で、残便感が残ります。

具体的なシーン/症状としては、以下のとおりです。
●大切な会議や試験前で緊張したり、ストレスを感じるとお腹が痛くなる。
●便秘が続いてお腹に違和感がある。
●通勤電車の中などで発作的に起こる疝痛(さし込むような痛み)、または持続性の鈍痛がある。
●便意を伴っていることが多く、排便後に一時的に軽快する。
●食事によって症状が誘発され、睡眠中は症状がない。

腸は第二の脳!主な原因は・・

大きな原因の1つが、不安や緊張などの精神的ストレスです。
不安を感じたり、緊張したときに、一時的に急にお腹が痛くなることはありますが、長期にわたり頻繁に起こる場合は、過敏性腸症候群の可能性もあります。

腸は、第二の脳と言われています。
「腹が立つ」「腸(はらわた)が煮えくり返る」など、昔から感情と消化管の関係は経験的に認識されていました。
また、脳と腸は神経によって繋がっているため、脳が不安やストレスを受けると、その信号が腸に伝わり、腸のぜん動運動に異常が生じ、下痢あるいは便秘の症状を起こすことがあります。

また、「セロトニン」という物質が深くかかわっているとも言われています。
脳が感じた不安やストレスの信号が腸まで届くと、腸の粘膜からセロトニンが分泌され、そのセロトニンの作用によって腸の運動に異常をきたし、下痢や腹痛などを引き起こします。

その他、過労や睡眠不足、不規則な食事が続くことなどで受ける身体的ストレスも原因となります。
体がストレスを感じると、腸のぜん動運動に変化が生じ、異常に活発化して下痢を引き起こしたり、逆にぜん動運動が鈍くなって便秘を引き起こすことになります。
また、遺伝的な要因もあります。

日常生活で出来る予防法

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この記事のライター

アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子 アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子