2017年9月27日 更新

ゆるめて健康!体軸ってなに!?

いつまでも健康であるためには定期的運動はとても大事なことです。 しかし、おそらく皆さんが動こうと思ったときに行うトレーニングは力を入れる方に焦点をあてたものばかりです。 力を入れるトレーニングばかり行っていると体は動きづらくなってくる可能性があります。 今回は体を脱力してゆるめることの重要性について述べていきます。

力を入れることばかりのトレーニング

一般的に体を動かしていきましょうといったときに、皆さんはどのようなことを想像しますか?
腕立て、腹筋、ジョギングなど聞いてみると多くの方からそのような答えが返ってきます。
昔からあるといっては誤解があるかもしれませんが、誰もが知っていて簡単にできるようなトレーニングは体に力を入れて鍛えるもの多いです。
少し前に流行った体幹トレーニングなども力を入れることに焦点を当てた内容のものがほとんどでした。
もちろん、普段運動習慣がなく、使っていない筋肉を使えるようにすることはとても重要なことではありますが、そればかり行っていると体に弊害が出てくる恐れもあります。

力を意図的に抜けるようにすることの重要性

力を入れることばかりのトレーニングを行っていると体は固くなり、動くことによる負担が大きくなってしまう可能性があります。
わからない方のためにたとえ話を使って説明しましょう。
建物が2種類あります。
一つは鉄筋コンクリートで作られた一見頑丈そうな建物。
もう一つは五重塔のような揺れやすく作られた建物です。
この建物に対して大きな地震が起こったとしましょう。
地震が収まった後に被害の少なくて済む可能性のあるほうは果たしてどちらだと思いますか?

答えは五重塔のような建物のほうです。
なぜかというと、それは力の伝達の性質にあります。
力というのは、基本的に安定していて硬いものの方が伝わりやすい性質を持っています。
つまり、ここでいう鉄筋コンクリートで作られた建物のほうが力が伝わりやすく、地震の衝撃を吸収しきれずダメージを受けやすいということです。
反対に、五重塔のような建物はわざと揺れやすいように作ることによって、地震の衝撃を吸収してダメージを逃がしやすい構造になっています。
実際に耐震構造の建物は衝撃を吸収しやすいようにある程度揺れやすい構造に作ってあるそうです。

話を戻しますと、体においても同じようなことが言えます。
筋肉に力を入れてトレーニングしてばかりいると、鉄筋コンクリートのように硬くなってしまいます。
歩いたときに地面からの力が体へ跳ね返ってくる話は以前の記事で述べましたが、硬くなった状態でいるとその力は無駄な力が入っていないときに比べて体への負担は大きくなります。
もちろんすべてがこれだけではありませんが、五重塔の建物のようにうまく力を吸収できるようにするためにもゆるめることはとても重要になってきます。

ゆるめるために重要な意識、体軸の形成

ゆるめることが重要ということはわかっていただけたと思いますが、実際に体を意識的にゆるんだ状態、言い換えると無駄な力が入っていないようにするためにはどのようにトレーニングすればいいのかをお伝えしていきたいと思います。
意識的にゆるめるようにするために重要になってくるのが、体軸という体の中に作る1本の軸になります。
これは、実際には筋肉や骨のように存在するわけではないのですが、意識を体の中心に形成することによって立った時に無駄な力が入っていない状態で立つことが出来ます。
そしてその体軸を形成しやすくするために優先的に使ってほしい筋肉が存在しています。
それを体軸筋というのですが、体軸筋をうまく使えるようにすることが体軸を形成するにあたって重要な要素になってきます。

画像は体軸筋の一つであるハムストリングス

具体的な方法は!?

具体的にゆるめていく方法を一つ紹介します。
体軸筋の一つであるハムストリングスにスイッチを入れる方法を動画アップしましたので参考にまでに行ってみてください。

クロスポイント(ハムストリングス) - YouTube

体軸筋の一つであるハムストリングスにスイッチを入れて脚をゆるめる方法になります。
うまくできると、脚が軽くなったり歩くときに前へ進みやすくなります。

まとめ

いかがでしょうか。
ただ何となく運動をしているとかえって体に負担が大きくなる可能性があります。
誤解しないでいただきたいのは、ゆるめることだけを行っていればいいということではありません。
力を入れるトレーニングももちろん大事ですが、同時に体をゆるめることも行う必要があります。
ありきたりな言葉ですが、バランスよく行うことが重要ということです。

運動方法がわからない方や詳しく知りたい方は専門家に見てもらうことをお勧めいたします。
皆さんのトレーニング習慣が楽しくなることを願っています!

参考書籍・文献

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この記事のライター

パーソナルトレーナー山根理貴 パーソナルトレーナー山根理貴