2016年12月12日 更新

身体の不調の原因。もしかしたら寝る前のアノ習慣かも!

何となくだるい。身体が冷えやすい。目が疲れる。もしかしたら寝る直前まであることをしていませんか?

何となくだるい。身体が冷えやすい。
もしかして、寝る直前までスマートフォンを使っていませんか?
スマートフォンやパソコン、テレビの液晶画面から発せられるブルーライトには覚醒作用があります。
目の疲れだけではなく、睡眠、肥満、鬱など、さまざまな悪影響を与えることが分かっています。

ブルーライトとは

「ブルーライト」とは、波長が380~500nmの領域にある青色光のことです。
人の目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、特に多く含まれています。

睡眠の質の低下から、さまざまな不調へ

寝る直前までブルーライトを浴びていると、なかなか寝付けなかったり、睡眠の質が下がります。
私たちの身体に備わっている自然治癒力は、主に眠っている間に発揮されます。
睡眠の質が下がると、自然治癒力もうまく機能できずに、一晩眠っても疲れが抜けきれなくなります。
こうして脳や身体があまり休まることなく、またスマートフォンを使うと、交感神経が刺激されます。
そうすると、疲労がさらに抜けきれずに蓄積されて、だるさや冷え、頭痛などの症状が出てきます。
さらに悪化すると、パニック障害や自律神経失調症を患うこともあります。

デジタルディスプレイから発せられるブルーライトは、紫外線の次にエネルギーが強いため、体に大きな負担をかけます。
そのため、厚生労働省のガイドラインでは「1時間のデジタルディスプレイ機器での作業を行った際には、15分程度の休憩を取る」ことが推奨されています。

ホルモンにも影響が!

ブルーライトを長時間浴びていると、メラトニンというホルモンが分泌されにくくなります。
メラトニンは、体内時計に働きかけることで覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。

このメラトニンの分泌は主に光によって調節されています。
夜中にスマートフォンの明るさの中にいると体内時計の働きが乱れてメラトニンの分泌が抑えられます。
これが睡眠覚醒リズムが乱れる原因となります。

体内時計が狂うと、生活習慣病などその他の疾患にも悪影響を与えることも問題視されています。
また、癌やうつ病、肥満になりやすいことも分かってきています。
メラトニンの分泌と生活リズムに関してのハーバード大学の研究をご紹介します。

夜、読書をする際にタブレット端末を使用すると、紙媒体で読むのに比べてメラトニンの分泌と生活リズムに影響を与えることが示唆されました。
この研究は、夜に”タブレット端末で読書する群”と”紙媒体で読書する群”の2郡に分けて比較調査したもので、睡眠に関与するホルモン「メラトニン」の分泌量が、タブレット端末群の方が優位に抑制され、また分泌されるタイミングも、紙媒体の群より遅くなったという結果が得られました。

眼精疲労の原因に

ブルーライトはエネルギーが高い可視光線のため、網膜へダイレクトに到達してしまい、網膜にダメージを与えます。それによって生じるのが眼精疲労です。
目の疲れは、全身の疲れにつながったり、視力低下やドライアイ、目の痛みや疲れなどの悪影響を引き起こします。

参天製薬の調査によると、「最近目が疲れると感じるときは?」という質問に対し、92.2%の人が「スマートフォン、PC、TV等のLEDモニターを見ているとき」というアンケート結果となりました。

長時間ディスプレイを見ていると、眼精疲労や不眠など様々な悪影響を及ぼします。
使用時間やタイミングに気をつけるほか、原因となるブルーライトを最大限カットすることで、影響を最小限に抑えることができます。

具体的な対策としては、以下のような方法があります。
➀ディスプレイの明るさを下げる
⓶ブルーライト軽減のアプリを使用する
③ブルーライト対策眼鏡を使用する
④ブルーライト対策の液晶フィルムを使用する

就寝30分前までにはスマートフォンの使用を控えてみよう

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この記事のライター

アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子 アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子