2017年1月30日 更新

この時季のお助けアイテム!葛根湯の正しい効果的な飲み方

寒い季節到来!もしかして風邪を引いたかも?と思ったときに手にした葛根湯。 その飲み方、もしかしたら間違いかも?

風邪を引いたら葛根湯は間違い??

今年は11月に降った初雪といい寒くなるのが早いですね。

寒さや乾燥が始まると同時に蔓延しはじめるのが風邪です。
電車内やオフィスでも咳やくしゃみ、なんだかだるそうな風邪っぴきさんを見かけることもちらほら。

どんなに気をつけていても風邪を引いてしまうことはありますよね。

ドラッグストアも前面に押し出しているラインナップは風邪関連のお薬のオンパレード。
その中でも特に多いのが各メーカーから出されている『葛根湯』です。

なんとなく漢方だし、体に優しくて効きそうなイメージですが使い方を間違うとせっかくの葛根湯の効き目が失われてしまうって知っていましたか?

葛根湯は飲むタイミングがポイント

葛根湯は発汗作用の

・麻黄
・葛根
・生姜
・桂枝

鎮痛作用の

・芍薬
・甘草
・大棗

の7種類の生薬が合わさった漢方です。

漢方は西洋薬とは違い胃が空っぽの状態、つまり食前、食間に飲むのがベスト。

飲み方にもポイント

顆粒タイプ(粉)はお湯に溶かして、ドリンクタイプはお湯に溶いてゆっくり飲むのが効果を最大限に生かせる飲み方です。

ドリンクタイプを冷蔵庫で冷やして飲まれる方もいますが、漢方は温めることが基本なのでこれでは効き目は半減してしまいます。

葛根湯を飲んだ後にも注意が必要で、すぐに牛乳やジュース類などを飲んでしまうとせっかくの成分の吸収の妨げになるので、できれば控えたほうがいいですね。

服用は風邪の初期症状のタイミングで

風邪を引いたら葛根湯というイメージが強いですが、葛根湯は風邪の初期症状に有効な漢方です。

悪寒(寒気)がする、なんとなく頭が重い、関節の痛みや肩凝り、体が重いなどもしかして風邪を引いたかも?と感じたときに服用するのがベストタイミングです。

葛根湯の特徴は風邪の初期症状のときに熱を上げることで、体内に侵入したウィルスを弱らせ発汗を促して体温を下げます。

すでに発熱していたり、喉の痛みや鼻水が続く、汗をかくなどの症状が出ているのであればすでに風邪の症状が進行していて葛根湯の効果を発揮出来ないので別のお薬もしくは病院に行きましょう。

葛根湯が合わない人

日頃から暑がりでよく汗をかく人、胃腸が弱い方、そして体力がない人には葛根湯の作用は逆効果になることもあるので注意が必要です。

じつは肩凝りにも効果的

葛根湯は体を温めて血行を良くする作用や鎮静作用があるので、筋肉の強ばりや肩凝りに効果的です。

筆者も寒い時期のツライ肩凝りや体が芯から冷えてしまったと感じたときは、葛根湯にお世話になることがしばしばあります。

ただし、慢性化の肩凝りには服用してひと月ほどしても改善がみられない場合は中止して病院での診察を受けましょう。
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この記事のライター

食生活アドバイザー 佐々木留美 食生活アドバイザー 佐々木留美