2017年12月16日 更新

今すぐ始めたい!一歩先を行く冬風邪&インフルエンザ対策

行事の多い年末年始は、より健康管理には気を付けたいもの。手洗いやマスク着用など、基本的な風邪・インフルエンザ対策にプラスして、今すぐ始めたいとっておきの対策法をお伝えします。

12月に入り、これからクリスマスや忘年会、お正月や新年会などイベントが盛りだくさんですね。
また、帰省や旅行に行く方もいらっしゃるのでは。
そんな行事が多い時期だからこそ、健康管理には気を付けたいもの。
特に年末年始は病院が休みのところも多いので、しっかりと予防対策をしていきましょう。

基本的な対策は、手洗いとマスク着用

この時期は、風邪だけでなく、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染症も気になりますね。
流行を防ぐためには、原因となるウイルスを体内に侵入させないことや、周囲にうつさないようにすることが重要です。
インフルエンザの感染を広げないために、一人一人が 「かからない」「うつさない」対策を実践しましょう。
手洗いは、石けんを使う。マスクの着用は、接触感染の予防にもなります。
さらに、空気が乾燥すると、喉の粘膜の防御機能が低下してしまうので、適度な湿度を保つようにしましょう。
我が家は、毎年家族全員、予防接種を受けています。

プラスの対策は、薬の元を使う

基本の予防対策にプラスして、自然の恵みも上手に利用していきましょう。
自然の恵みと聞くと、体には優しいイメージがあるものの、効果のほどは?と、お思いかもしれません。
でも!薬の元をたどれば、90%以上が植物成分。
昔から人々は、植物を薬として用いてきたのです。
そして、後に有効成分だけを取り出す研究が進められ、19世紀になると、医療現場で薬草の有効成分を薬品として用いるようになりました。

例えば、代表的な消炎鎮痛剤のアセチルサリチル酸=「アスピリン」
古代ギリシャ時代からセイヨウシロヤナギは、痛み止めに用いられてきましたが、18世紀にこのヤナギの抽出物に解熱作用があることが判明。19世紀にサリチル酸が分離されています。

冬風邪&インフルエンザ対策には、この3本!

植物の恵みをぎゅっと濃縮しているのが、アロマテラピーで用いられる精油です。
例えば、ローズの精油は1滴(0.05ml)を抽出するのに、50本分のバラの花びらが必要と言われています。
なので、1滴でも、とってもパワフルなのです。

そんな精油の中から、特に冬の時期にオススメの精油を3つご紹介します。
●ユーカリ
すっきりとした香りのユーカリ。
ユーカリの種類は実に700種類以上!そのうち数種類が精油としてアロマショップで販売されています。
中でも、風邪や感染症にオススメなのが、ユーカリ・グロブルスとユーカリ・ラディアタです。
ユーカリ・グロブルスには、1.8シネオールという成分が80%も含まれています。
この1.8シネオールという成分は、抗ウイルス作用や抗菌作用、去痰作用、抗炎症作用、免疫調整作用などが期待できます。
つまり、風邪やインフルエンザ、鼻や喉の不調など、呼吸器系のトラブルに対して有用な成分なのです。
ただ、皮膚刺激があるため、お部屋に香りを広げる使い方をオススメします。
一方、ユーカリ・ラディアタにも、1.8シネオールが60%以上と多く含まれています。
こちらは、低刺激のため、お子様のケアにも使いやすい精油です。
●ティートリー
ユーカリと同じフトモモ科に属します。
少し薬品に似た香りでもありますが、レモンなどと併せて使うことで、爽やかになります。
感染予防目的で、病院の待合室に焚かれていることも。
免疫力アップで有名なこの精油は、菌に対する抵抗力がとてもパワフルです。
多くの研究がなされ、インフルエンザウィルスの増殖が抑えられることや、大腸菌に対して抗菌効果をもっていることも分かっています。
●ラヴィンツァラ(ラベンサラ)
あまり馴染みのない植物名かもしれませんが、フランスのメディカルアロマの分野では、医師たちが気道のウイルス感染の治療に利用しています。
抗ウイルス作用が期待でき、インフルエンザだけでなく、ウイルス性の腸炎などにも効果をあげています。
また免疫系の活性化にも力を発揮します。
ユーカリやティートリーと大きく異なる点が、穏やかな鎮静作用があること。
不眠にも有用のため、風邪やインフルエンザで辛くて寝付けないときなどにも心強いです。

オススメの使い方は、加湿する際にプラスする方法です。
アロマ(精油)を使える加湿器に、精油を加えると、蒸気とともに香りが広がります。
また、洗面器などに熱湯を入れて、そこに精油を垂らしても、香りを拡散することが可能です。

また持ち歩けるアロマスプレーもオススメです。
作り方は、スプレー容器に小さじ1杯の無水エタノールorグリセリンを入れます。
そこに精油を加えて混ぜたら、精製水を加えて、よく振れば完成です!
出来上がり10ml単位ごとに、精油は、2滴まで入れることができます。
30mlサイズを作成する場合は、6滴となります。
このスプレーを部屋の空間やマスクの外側からスプレーします。

精油は、希釈すれば、肌に塗布することもできます。
アロマテラピー用として売られている植物油や、無香料のジェル、クリームなどに精油を入れて、よく混ぜたら、胸元に塗ります。
上記でご紹介しましたが、ユーカリの場合は、ユーカリ・ラディアタという種類のものを用いましょう。
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この記事のライター

アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子 アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子