2016年5月1日 更新

え?ヨーグルトって加熱した方が良いの?

今までのヨーグルトと言えば生きた乳酸菌のまま腸に届くことが大事とされていましたが、最近の研究では死菌には生菌とは違う良い効果がある事が分かってきました!加熱すると、どんな効果があるのでしょうか?乳酸菌の種類別の効果も検証してみましょう。

ヨーグルトを加熱することで、どんな効果があるの?

ヨーグルトに含まれている、生きた乳酸菌は腸内で有害な菌を増やすなど様々な効果があることが知られています。最近では研究が進むにつれて乳酸菌が入った食品を体内にいれても腸に届く前に99%の乳酸菌が死滅してしまうとの事。生きたまま腸に届ける「プロバイオティクス」という技術が研究、開発されています。

では、プロバイオティクス以外の乳酸菌を食べても効果はないのでしょうか?

最近の研究では、乳酸菌の死骸も、腸に定住している善玉菌の餌になって有効に働くことが分かりました。乳酸菌を加熱して死滅しても、その菌体成分は免疫を強化してくれたり、体内で不必要なものを吸着して排泄してくれる働きがあります。そして乳酸菌の死骸は善玉菌が活発に働く為に有効な成分を豊富に含むため善玉菌が増殖して腸内環境も正常にしてくれるのです!

主な乳酸菌の種類と特徴

乳酸菌には、私たちが国籍や性格が違うように、その種類によって働きが違ってきます。主にスーパーやコンビニで売られている商品を効果別に簡単に、まとめてみました。

「明治ブルガリアヨーグルト」       肌の弾力やキメ密度、皮膚機能の改善効果
「森永ビヒダス BB536プレーンヨーグルト」                   花粉症の症状緩和
「小岩井生乳100%ヨーグルト」              腸の善玉菌の増加 腸内の免疫機能改善効果
「フジッコ カスピ海ヨーグルト」                免疫強化、コレステロールを下げる効果
「メグミルク ナチュレ 恵」                 メタボの改善 引き締まった腹部を目指す
「明治 R-1ヨーグルト」          風邪やインフルエンザになりにくくなる、免疫機能活性効果

一言にヨーグルトといっても、こんなに働きが違うんですね。効果を感じるには、2週間程、同じヨーグルトを毎日続けて食べて肌や体調に合うヨーグルトを見つけると良いそうです。

離乳食の時期から悪玉菌が増殖

赤ちゃんが母乳を飲んでいる間は、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が何と!99%を占めている状態です。離乳食が始まると、悪玉菌が増え初め成人と同じ腸内バランスになります。そして、50歳代を境に善玉菌の数が減少し悪玉菌の数が増え始めると言われています。加齢により、善玉菌の数が減少、老化が進み免疫機能が落ちるなど、病気や老化のスピードが速まるこの時期に腸内細菌のバランスが崩れる事と関係しているようです。腸と免疫機能の関係は切っても切れない関係です。若い方でも便秘や腸の弱い方は身体の不調を訴える方が多いのも頷けますね。

簡単!焼きヨーグルトレシピ

でも、ヨーグルトの加熱ってどうしたら良いの?という方も多いですよね。オーブンで簡単に作れる焼きヨーグルトが簡単で美味しくて、オススメです。焼きヨーグルトは、そのまま、ハチミツを掛けて食べたり、パンに挟んだり、生ハムで巻いたり、サラダに載せたりピザに載せたりなど、クリームチーズの感覚で使って頂けます。

焼きヨーグルト レシピ
1 ボールにざる、キッチンペーパーの順で重ねて、ヨーグルトを乗せて一晩、水気を切る。
2 水が切れたら耐熱皿に入れオーブントースターかオーブン(170度)で20分位焼く。表面がブクブクしてきたらOK
3 粗熱が取れたら別の器に出してキッチンペーパーで包み、ラップをして冷蔵庫で冷やす。
4 完成

終わりに

整腸効果を主に期待するなら「プロバイオティクス」効果のあるヨーグルトをそのまま食べ、免疫力向上の為なら、加熱調理するのが、量も食べられてオススメです。
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この記事のライター

管理栄養士・エステティシャン 前原英美 管理栄養士・エステティシャン 前原英美