2016年5月20日 更新

実力No.1!経血量コントロールも!?女性特有のトラブルにはクラリセージ!

生理痛やPMS、更年期障害などの女性特有のトラブル。ホルモンバランスの乱れからくる不調を軽減してくれる精油は多くありますが、その中でも実力No.1のクラリセージ精油について、ご紹介します。

クラリセージの香り

クラリセージは、シソ科のハーブです。
中世では『クリア・アイ』と 呼ばれ、種子が目の疾患に用いられてきました。
アロマテラピーで使用する精油は、花と葉から水蒸気蒸留法で抽出されます。

香りは、湿った感じの土や葉のような香りです。
マスカットに似た・・とも表現されますが、少しほど遠いように感じます。

実は私。アロマテラピーを勉強し始めた20代前半の頃、1番苦手な香りでした。
アロマテラピー検定の香り当てテストでは、嫌いな香りが出たらクラリセージだ!と覚えていたほどです。
しかし、講師として活動していく中で、40代以降の方には比較的好まれやすい香りだと気が付きました。
また私自身も年齢を重ねるごとに、心地よく感じ始めました。

クラリセージは直接嗅ぐと濃厚すぎる印象をもつ香りですが、希釈したりブレンドすることで深みのある上質なハーブの香りを楽しむことができます。

女性ホルモンが増えた!と誤認識してくれる

クラリセージの最大の特徴といえば、エストロゲン様のスクラレオールという成分が含まれていることです。
エスロトゲンとは女性ホルモンの1つ。
エストロゲンとスクラレオールの化学構造が似ていることから、この成分が体内に入ると女性ホルモンのような働きをしてくれるのです。
したがって、月経に関するトラブルや更年期障害などの緩和によく用いられます。

使い方も大事!最も有用な使用方法は?

スクラレオールの成分をより有効に活用するには、先に述べたように体内に入ることがカギとなります。
なぜなら、ホルモンは血液中に放出されるので、同じルート、つまり血中にスクラレオールが入ることで脳がエストロゲンが増えたと誤って認識するのです。

体内に精油成分を入れるのにオススメの使い方は、アロマトリートメント!
植物油で1%濃度に希釈して、お腹や仙骨のあたりをゆったりとトリートメントしてみましょう。

私は、母が更年期障害でホットフラッシュが激しかった時期に、このクラリセージを用いてハンドトリートメントをしていました。
すると、その晩はゆっくりと朝まで眠れていましたよ。
血液は全身をめぐるので、手や腕といったトリートメントしやすい場所で行ってもいいでしょう。

香りを嗅ぐだけではダメ?

では、香りを嗅ぐだけではどうなんでしょうか?
クラリセージには、酢酸リナリル&リナロールという成分がたっぷりと含まれています。
この2つの成分は、リラックスで有名なラベンダーにも多く含まれています。

以前、知人が月経不順で悩んでいたときに、クラリセージ精油をプレゼントしたことがあります。
彼女はこの香りをとても気に入って、寝る前にティッシュに垂らして香りを楽しんでいたそうです。
すると、3ヵ月以上こなかった月経がきて、それから毎月一定のリズムでくるようになったのです。

月経をコントロールするのは、脳の視床下部や下垂体です。
視床下部は、外的ストレスの影響をとても受けやすい部分です。
過剰なストレスが原因でホルモンバランスが崩れることで、月経のリズムも乱れてしまいます。

アロマテラピーでは、香りを使って心と体をリラックスさせることができます。
彼女はクラリセージの精油が本来もつリラックスの力と、自分が好きな香りという2つの点で、リラックスできたのかなと思っています。

月経量コントロールに

これは個人的な使い方ですが、月経量のコントロールにも私はクラリセージを使っています。
クラリセージを使ってトリートメントをすると、一時的ではありますが経血量が増えます。
1回(1サイクル)の経血量は決まっているので、翌日から旅行に行くというときなどに、このような方法をとっています。

一方、サロンでのアロマトリートメントでは、出血が気になってリラックスできなくなることを考慮し、基本的に月経中のお客様にはクラリセージを用いた全身トリートメントは行わないことが多いです。

しっかり確認!注意すべきこと

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この記事のライター

アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子 アロマ講師・セラピスト 菅沼 亜紀子