2016年8月6日 更新

流行ってるけど本当に効果ある?ヨガでダイエットの真実と嘘

近代のヨガブームにのって、ヨガで基礎代謝を上げて痩せる!というフレーズ。雑誌やネットの情報でも、当たり前のように見るようになりました。痩せる・若返る・美しくなる、この3つの効果が期待できるなら、すべての女性が気になる!日本で最初のヨガムーブメントの火付け役になったのは、パワーヨガやビクラムヨガ(ホットヨガ)しかし、ヨガで痩せる。ダイエットの効果は本当にあるのでしょうか?その実態と、適切な情報をお伝えします。

日本でヨガの火付け役になった「パワーヨガ」

「ヨガ」とはサンスクリット語で「結合、つなぐ」という意味。心と体を結びつけるという、ヨガ本来の目的を表した言葉なのです。そういったヨガの定義をより”肉体作り”に改良されたスタイルが、日本でブームになった「パワーヨガ」やビクラムヨガ=ホットヨガです。

マドンナやジェニファー・アニストン、グウィネス・ パルトロウなど、海外セレブが夢中になるエクササイズとあって、彼女たちをきっかけに世界規模のヨガブームが巻き起こりました。

ヨガでダイエットの効果は本当?

減量(ダイエット)とは、消費カロリーをあげて、摂取カロリーを減らすこと。どんなに運動やエクササイズで消費カロリーをあげても食事を多く摂っていたら意味がないものです。そこで、普段の生活の中でも消費する「基礎代謝」をあげたい、無理なく筋肉量を増やしたい!ということで、ヨガを始める人も多いと思います。

1、ヨガで基礎代謝は上がるのではなく、「下がる」

今や、インターネットや様々な書籍にも、ヨガにより「基礎代謝」が上がりダイエット効果があるとする論調があふれていますが、残念ながらこれらは事実と異なるようです。日本におけるシバナンダヨガの第一人者である、ヨーガ歴40年の友永淳子さんも「ヨガを科学する」という記事の中で、ヨガによる「代謝が下がる」ことの科学的調査をまとめています。また、人はリラックス状態にあると、代謝は下がるものです。

第108号 ヨガを科学する | 友永ヨーガ学院 東京荻窪のヨガ教室

第108号 ヨガを科学する | 友永ヨーガ学院 東京荻窪のヨガ教室
 

ヨガで基礎代謝が上がるというダイエット効果ではなく、ヨガを継続することで「リラックス効果」が上がることが科学的にわかり、「内面的な調和が」とれることの方が実はフォーカスされているのです。

2、ヨガの消費カロリーは「散歩」程度

2005年、米国のウィスコンシン大学の調査で、ヨガ未経験で定期的な運動をしたことがない女性34名を対象とし”ハタヨガ”という、ベーシックなヨガを「週3回・2ヶ月間」行った結果、「体力、耐久力、平均感覚、柔軟性」の向上は確認されたものの、ヨガは有酸素運動しては散歩程度。

1時間でおよそ200cal。ホットヨガでも300calなので、ご飯やパンを1回も取れば、あっという間にプラマイゼロになってしまうぐらいの消費カロリーなんです。

ヨガポーズだけで「痩せる」は限界がある

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ヨガインストラクター 篠崎ちあき ヨガインストラクター 篠崎ちあき