2017年9月13日 更新

そのむくみ、病気かも?

現役のドクターであり、テレビの医療コメンテーターも務め、美容コラムも多く発表しているアラフォー女医が内側から潤い、そして強くなる、芯のしゃんとした生き方をご提案いたします。

私はファンの方からブランケットをプレゼントされるほど、冷えとだるさ、むくみがひどく、夏でも靴下を重ねて履いたりしています。

季節に合わないおかしな服装になるので、ラジオなどで最近は公言しています。

私はむくむんです、と。

ある時、その番組を聴いた知人ドクターから「それ、慢性腎臓病じゃない?」って言われました。

あまり耳にしない病名ですが、現在患者数およそ1330万人、20歳以上の8人に1人が抱えていると言われる、新たな国民病なのです。

慢性腎臓病、それはなんらかの腎臓障害が3ヶ月以上続く状態です。

この病気は初期の症状はほとんどなく、進行してくると息切れ、疲れやすさ、むくみ、尿が泡立つ、汗が出ない、貧血、高血圧などが現れます。

原因は過食、偏食、運動不足、お酒、喫煙、塩辛いものが好きなどの生活習慣で、心臓血管疾患、高尿酸血症、脂質代謝異常、メタボリックシンドロームとも合併が見られると言われています。

腎臓は老廃物や毒素を尿として排泄して、血圧のコントロール、電解質のバランスをとり、赤血球を作るホルモンを作ったり、骨を強くするなど生きていく上でとても大事な機能をしています。

初期は症状がほとんどないので、上記の症状が当てはまるのであれば、一度お近くの病院で尿と血液のチェックをしましょう!

初期であれば、薬物療法と生活の改善によって進行を遅らせることができます。

でも、腎臓は一度あるレベルまで悪くなると回復が難しく、放っておくと人工透析、腎移植しか治療法がなくなります。

たかがむくみ、されどむくみですね。

風邪や他の病気のついででも構わないので、「腎機能のチェックをしてください」と、主治医に伝えてください。

さて、予防としては減塩!そして肥満予防!さらに適度な運動!!

つまり生活習慣病の予防で構わないのです。

体のメンテナンスに早すぎるなんてありません。
未来の自分に期待して、今を大事に生きたいものですね。


というわけで、私も腎機能チェックいたしました。

な、な、なんと、若干の機能低下がありました!

つい夕食が遅くなったり、運動不足になりがちだったかなと、最近せっせとウォーキングしたり、食べ物に気をつけています。

どこかでお会いした時に、私がむくんでいないか見てやってください。

そして皆さまも是非、チェックしてみてくださいね。
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この記事のライター

医学博士 木村至信 医学博士 木村至信