2017年10月5日 更新

これからの季節に『カリン』で呼吸器系のケア

なんだか喉の調子が悪いなと感じたら? 芳しい香りの果物「カリン」で楽しみながら、ホームセルフケアをこの時季から!

咳止め効果で広く知られている果物『カリン』

あまりスーパーで見かけることが少ない果物『カリン』。

のど飴のイメージしか浮かばない果物ですが、果物と言っても非常に硬く渋いので生食はできません。
芳しいカリン特有の香りを楽しむのか、薬用成分を利用します。

中国では2000年前から咳止めの効果があるとして、漢方の生薬として使われてきました。

このカリンの薬用成分が、風邪の諸症状、咳止めのほかに疲労回復や二日酔いのケアにも効果的なのはご存知ですか?
カリンの種子に含まれるアミグダリンという成分は、アルコールに漬けたり熱を加えると、加水分解してベンズアルデヒドに変化します。

このベンズアルデヒドの成分が、咳止めとして優れた効果を発揮してくれます。

他にもカリウムやビタミンC、βカロテンやサポニン、タンニンなどが含まれているので体内に滞った水分を取り除き(利尿効果)、肝臓の働きを良くしたりイライラした気持ちを鎮めてくれます。

これからの季節に常備したい“カリンの蜂蜜漬け“

【材料】

・カリン2個 皮の色が均一で、触るとしっとりしていて張りとツヤがあり、持ったときにずっしり重みがあるもの。

・蜂蜜 700g


【作り方】

・口の大きめの瓶を消毒して用意しておきます。

・カリンはできるだけ薄目に切り、種は別にティーパックなどに詰めます。

・瓶にカリンと種子を詰めたティーパック、蜂蜜を入れカリンが隠れるくらいがベストです。

・時々瓶を逆さにして混ぜていくと、次第にカリンのエキスと蜂蜜が混ざりさらりとした状態になっていきます。

・ひと月くらいで出来上がりです。

お水や炭酸水で割れば甘くて香りの良い美味しいジュースになりますし、お子様からお年寄りの方も安心して飲めます。

風邪や咳がひどいときにはお湯で割って飲めば喉の炎症を緩和してくれます。

お好みで生姜を加えても体が温まって、相乗効果が期待できます。


気温が下がりだして一気に乾燥が厳しくなる、これからの季節に是非常備してみてはいかがですか?
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この記事のライター

食生活アドバイザー 佐々木留美 食生活アドバイザー 佐々木留美